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双子の抱っこはどうする?双子育児のお出かけ事情
双子の赤ちゃんをひとりでお出かけに連れて行くのは、パパママにとって気合いがいるもの。できるなら大人が2人以上いるときに出かけたいものですが、なかなかそうも言っていられないのが実情ですよね。双子用のベビーカーを使えるなら少し楽かもしれませんが、小さなクリニックやスーパーへの外出、防犯上の問題などもあり、ベビーカーを使いにくい場面もあります。そんなとき、実際に双子育児をしているパパママはどうするのでしょうか。まずは、お出かけのときの抱っこの仕方を確認してみましょう。 ●双子用の抱っこひもを使う 一番確実なのが、双子用の抱っこひもを使う方法です。専門メーカーが安全性に配慮し、検査を受けて販売している商品なので、不安なくお出かけをすることができます。なかには分割してひとり用としても使えるアイテムもあるので、状況に応じて使うことができて便利です。 ●ひとり用の抱っこひもを組み合わせて使う 上の子が赤ちゃんのときに使った抱っこひもを持っているご家庭では、ひとり用の抱っこひもをもう一本買い足して使うことも。ベビーキャリー+スリング、ベビーキャリー+ベビーキャリー(おんぶ)、スリング+スリングなどさまざまな組み合わせがありますが、メーカーが推奨していない場合はあくまで自己判断での利用です。なかには手持ちのベビーキャリーを有効活用するためにさまざまな抱っこ紐を買い足し、結果的に双子用の抱っこひもを購入するよりコストがかかってしまったという人もいます。お出かけに使う前には練習が必須ですが、ひとりで上手く使える自信がない場合はおすすめできません。 ●大人が2人のときしかお出かけしない お出かけは大人が2人以上のときしかしない、というご家庭もあります。ネットスーパーが利用できる、近所におじいちゃん・おばあちゃんがいるなど、大人ひとりでのお出かけを避けられる環境であれば、赤ちゃんのうちはその方が安心でしょう。逆に周りに身内がいない、買い物や病院に大人ひとりで連れて行くことがあるという場合は、抱っこひもを検討する必要があります。 ●ベビーカーで入れる場所にしか行かない ベビーカーや車移動がほとんどで、抱っこひもの出番があまりないこともあります。その場合でも、赤ちゃんがぐずってしまったときのためにスリングやベビーキャリーを予備で持っておくと安心。できれば双子用の抱っこひもを携帯するのが良いですが、ひとり用のおんぶ対応ベビーキャリーやスリングが1本あれば、ひとりは抱っこひもを使い、もうひとりはパパママが直接腕に抱っこして、その場であやすこともできます。 このように、双子育児で抱っこひもをどのように使うのかは、周りの環境やそれぞれのご家庭のライフスタイルで大きく異なります。以下では、大人ひとりで双子の赤ちゃんと外出するときに安心な、双子用抱っこひもの選び方のポイントを押さえておきましょう。
双子用抱っこひもの選び方のポイント
双子用抱っこひもは、双子の赤ちゃんを安全かつ同時に抱っこして移動できる優れものです。種類は多くありませんが、そのなかでも商品によって赤ちゃんの抱き方が異なります。 おすすめは、赤ちゃんの様子がわかる前抱きと、パパママの身体への負担が少ない前後抱きの両方に対応したタイプ。成長や状況に応じて使い分けることができるので便利です。 また、すべての商品が新生児から使えるわけではないので、早いうちから抱っこひもを使いたい場合は対応している月齢もきちんと確認して購入することが重要です。 まずは、選び方のポイントについて詳しくチェックしていきましょう。
選び方のポイント①抱き方のタイプで選ぶ
双子用の抱っこひもは、前抱き、前後抱き、両方対応の大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。 ●前抱きタイプ 赤ちゃん2人を、パパママの胸側に抱っこする抱っこひもです。抱っこひもの使い方に慣れていない場合でも、赤ちゃんの様子を見ながら装着できるので安心。ただ、重心が前方に集中し、足元も見えにくいので、体力の落ちている産後のママはゆっくり歩くなど、無理をしないように気をつけましょう。赤ちゃんの体重が増えると使えなくなるので、低月齢のうちの使用がメインとなります。 ●前後抱きタイプ ひとりを前抱き、もうひとりをおんぶで背負うのが前後抱きタイプの抱っこひも。重さが前後に分散されるのでバランスがよく、装着しているパパママも歩きやすいのがメリットです。おんぶで背負っている後ろの赤ちゃんの様子が気になったり、上手く装着できなくて出先で困ってしまうこともあるので、実際に使う前に自宅で練習するのがおすすめです。 ●前と前後両方対応タイプ 前に2人抱っこも、前後に抱っこ・おんぶもできるタイプは、月齢や移動時の荷物量などに合わせて抱き方を変えられるのがポイント。赤ちゃんの月齢が小さく、抱っこにも慣れないうちは前に2人、抱っこに慣れて赤ちゃんが重くなったら前後に抱っこ・おんぶするなど、長く使えるのが魅力です。
選び方のポイント②使用する期間で選ぶ
双子用の抱っこひもは商品によって使用できる月齢が異なります。ベビー用品には対象月齢が記載されていることがほとんどですが、抱っこひもは赤ちゃんを運ぶためのツールなので、特に安全性には配慮が必要。対象月齢に満たない赤ちゃんに使うと、きちんとホールドできず落ちる、対象月齢を超えて使うと抱っこひもが外れてしまうなど、ケガやトラブルの原因になります。 安全を最優先に、対象月齢をしっかりチェックして購入しましょう。
【抱き方のタイプ別】おすすめの双子用抱っこひも
ここからは、前抱き、前後抱き、両方対応の3タイプに分けて、双子用の抱っこひもを紹介していきます。
前抱きの双子用抱っこひも

この商品のおすすめポイント
「日本エイテックス」は、ベビー用品や防災用品をメインに企画・製造している企業。2011年の大きな震災以降、「子どもたちを安全に避難させるために何ができるか」を追求し、もしもの時の備えを訴えています。こちらの抱っこひもは、大人ひとりで子ども2人を同時に抱っこできる避難用の抱っこ紐。普段はベビーカーや車移動が多く抱っこひもを使わないご家庭でも、緊急時に備えて用意しておくと安心なアイテムです。首が座ってから子どもひとりにつき10kgまで対応しています。焦ったり慌てたりしてしまう緊急時のことを考慮して、ベストタイプで簡単に装着できる仕様になっており、保育園でも使われている商品です。防炎協会認定の防炎生地を使い、壁掛けできる収納袋も付いています。
商品情報
◆月齢:1人あたり:首がすわって~約10kgまで◆サイズ:着丈:約60cm 身幅:約50cm、ウエストベルト:最長119cm
この商品のおすすめポイント
1960年代にアフリカでボランティア活動をしていたマイク・ムーア、アン・ムーア夫妻が、「アフリカの赤ちゃんは、おんぶされている間ほとんど泣かない」ということに気が付き、帰国後にソフトベビーキャリアを手作りしたことが「WEEGO(ウィーゴ)」誕生のきっかけ。WEEGOのベビーキャリアは人間工学に基づいた事故のないベビーキャリアとして、世界で支持されています。「ウィーゴツイン」は新生児期から使える双子のための抱っこひも。赤ちゃんそれぞれが1600g以上であれば使えるので、低体重でも使うことができるのがポイントです。特殊二重構造パウチシステムを採用し、ホローバック、先天性股関節脱臼、内臓の圧迫を防ぎながら、赤ちゃんの首と頭をしっかりと支えてくれます。サイズ調整可能、洗濯機の使用可能で使いやすい抱っこひもです。
商品情報
◆新生児期・首すわり前から使用可能◆対象体重:一人当たり1600g〜合計15kgまで
この商品のおすすめポイント
「大変が楽しくなる育児を始めよう」をテーマとする「アンジュモ」。双子の男の子を持つシングルマザーが、愛用していた「ベラミ」の抱っこひもが販売中止になったことを受けて、立ち上げたショップです。代表が育児中の現役ママだからこそできる、消費者目線の開発を行っているのが強みです。アンジュモの双子用抱っこひもの特徴は、なんといっても装着が簡単な点。はじめに長さ調節さえしておけば、外出先で赤ちゃんが同時に泣き出してもサッとひとりで簡単に抱っこでき、災害時に活躍します。抱っこひもの重さも約500gと軽量で持ち運びも負担に感じません。さらに製造はすべて国内生産。職人がひとつひとつ丁寧に手作りしているこだわりの詰まった商品です。
商品情報
◆腰座り(6ヶ月)~ 3歳(15kg)※ナイロン製は18kgまで対応
前後抱きの双子用抱っこひも
この商品のおすすめポイント
「日本エイテックス」が育児用品などの輸入・販売を開始したのは、1979年のこと。もともとは自転車部品の加工業として創業しましたが、現在は「あなたを想うものづくり。」をテーマに子育ての負担を軽減する、安心・安全な育児用品を企画製造しています。こちらの抱っこひもは、双子の赤ちゃんを前抱きとおんぶで抱っこできるアイテム。首がすわってから使うことができます。抱っこひもは単体でもそれぞれ使えるので、大人が2人いるときは単体で、ワンオペのときは前後抱っこで、と状況に合わせて使うことができます。表地はサラッとした軽やかな触り心地。撥水加工で汚れやほこりが付きにくいのがうれしいですね。裏地は通気性の良いメッシュ加工。機能性だけでなく快適さにもこだわった商品です。
商品情報
◆適応年齢:ツインズ抱き(1人あたり):首がすわってから24ヶ月(13kg)まで、対面抱き(単体使用時):首がすわってから24ヶ月(13kg)まで、おんぶ(単体使用時):首がすわってから36ヶ月(15kg)まで
前抱き・前後抱き両方に対応した双子用抱っこひも



この商品のおすすめポイント
「肩こりと腰痛に悩む妻をなんとかしてあげたい!」というパパの想いから生まれたブランド「napnap(ナップナップ)」。機能性が高く身体への負担が少ない抱っこひもで、多くのパパママから支持されています。こちらの抱っこひもは、実際に双子育児を経験し、忙しい日々を過ごしたママの経験や意見を取り入れて開発した商品。安定感のある理想的な双子用抱っこひもを目指して作られました。前2人、前後、ひとり抱っこ、ひとりおんぶの4way仕様で、ひとり抱っこ・おんぶの場合は体重20kgまで長く使うことができます。通常の抱っこひもより装着の手間がかかるため、初めは練習することが推奨されていますが、その分安定感は抜群。内側のベルトと腰ベルトをクロス装着することで赤ちゃんが揺れにくく、しっかりとパパママに密着します。さらに、強度も通常の抱っこひもの2倍以上。ひとり用の抱っこひも2本使いと異なり、肩ベルトがかさばらないのでパパママの身体への負担も軽くなっています。
商品情報
◆使用月齢・体重目安:【前ふたり抱っこ】首すわり~8ヶ月頃(2人合計15kgまで)【おんぶ+抱っこ】腰すわり~24ヶ月頃(2人合計26kgまで)【ひとり抱っこ】首すわり~20kgまで【ひとりおんぶ】腰すわり~20kgまで
この商品のおすすめポイント
「DIDYMOS(ディディモス)」はギリシャ語で「双子」の意味。1971年にドイツの村でエリカ・ホフマン氏がお土産にもらった中南米産の一枚布を使い、双子を同時に抱っこしながら育児を行ったことが話題になり、ベビーラップの販売を始めたことが誕生のきっかけです。こちらは、創業者エリカ氏が使用していたのと同様の、一枚布のスリングタイプの抱っこひも。新生児の頃は2人前抱っこ、生後3か月以降は前後に抱っこすることが可能です。布のサイズは、前抱っこはサイズ4以上、前後抱っこは6が目安。シンプルな布地なので、1枚使い、2枚使いでさまざまな抱き方ができます。ディディモスのウェブサイトで抱き方を公開しているので、検討する際は一度閲覧するのがおすすめです。柄は、日本の古都・奈良吉野の千本桜をイメージした、まるで着物の生地のようなデザイン。グリーンにピンクの山桜が映える美しい一枚です。ヘンプ混の生地は使うほどに柔らかく、新生児から安心して使えます。190gの超軽量ベビーラップです。
商品情報
◆素材:オーガニックコットン80% ヘンプ20%◆対象月齢:新生児〜体重制限なし
この商品のおすすめポイント
「赤ちゃんを正しいM字の姿勢で密着させ、抱っこやおんぶしながら行動範囲が制限されることなく日常生活を送ること」をコンセプトとする「ベビーウェアリング」の考えのもとで商品開発を行う「DIDYMOS(ディディモス)」。人にも環境にも優しい抱っこひもを50年以上にわたり提案しています。こちらの「ディディクリック」は、バックル式のウエストベルトと布製のショルダーストラップを組み合わせた、今までにないタイプの抱っこひも。ウエストベルトは一般的なベビーキャリーのようなバックル仕様ですが、ショルダーストラップはスリング仕立てで幅広の布地になっているので、調整なしで引き締めて使うことができます。ショルダーストラップは長めになっているので、双子の赤ちゃんのひとりをおんぶした後、もう一人を残りのショルダーストラップで前抱っこすることも可能。さらに、ショルダーストラップがかさばらないので2本使いで前に2人抱っこするのもおすすめです。「魔法の森 アーモンド」のデザインは落ち着いたミルクベージュで使いやすい色味。動物と花のナチュラルな柄です。
商品情報
◆対象月齢:新生児〜体重制限なし◆素材:オーガニックコットン100%
双子の赤ちゃんとのお出かけのシチュエーションを想定して抱っこひもを選ぼう
赤ちゃんとのお出かけに抱っこひもは必須アイテム。特に、大人ひとりで双子を連れて歩く場合は、抱っこひもの使い勝手がお出かけのスムーズさを左右すると言っても過言ではありません。使い方やレビューなどを参考に、ひとりで装着できるか、簡単に使えそうかなど、使う場面をイメージしながら検討してみてくださいね。