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使い捨て哺乳瓶を選ぶポイント
哺乳瓶は、乳児の赤ちゃんの必須アイテム。ガラス製とプラスチック製のものが広く販売されており、ミルクの赤ちゃんはもちろん、母乳メインの赤ちゃんも保育園や搾乳した母乳を飲むときに使います。この頃の赤ちゃんは全ての栄養をミルクや母乳から摂取するため、哺乳瓶は常に衛生的な状態で使えるよう、使用後は必ず洗浄・消毒が欠かせません。調乳したミルクや母乳は生鮮食品と同じなので、不衛生な環境では簡単に雑菌が繁殖してしまいます。 しかし、赤ちゃんのお世話や家事で忙しいと哺乳瓶を洗い忘れてしまい、次の授乳時にすぐにミルクを調乳できず、大泣きの赤ちゃんを待たせてしまうというケースもよくありますよね。また、長時間のお出かけのときは外で哺乳瓶を洗えないので、何本も予備を用意して大荷物になってしまうことも。仕方のないこととはいえ、パパママには負担ですよね。 そんなときにぜひ使ってほしいのが、使い捨て哺乳瓶です。使い捨て哺乳瓶が日本に登場したのは、10年ほど前のこと。初めはあまり知られていませんでしたが、今ではその便利さが注目されてアカチャンホンポや西松屋といった育児用品の専門店やドラッグストアなど、身近なショップで購入できるようになりました。旅行や外出時の荷物を減らすだけでなく、液体ミルクと一緒に準備しておけば災害時の備えとしても安心です。乳児の赤ちゃんがいるご家庭なら、もしものときのために数セット備蓄しておくのも良いでしょう。 使い捨て哺乳瓶を選ぶ際にポイントとなるのは、「全部捨てられるタイプ」か「一部を交換するタイプ」かということ。基本的には全部捨てられるタイプがおすすめですが、外出・帰省等で何本も哺乳瓶を持って行きたくない場合や後で洗える状況なら、一部を交換するタイプを選ぶのも1つの手ですよ。 さらに詳しい内容を見ていきましょう。
シーンや目的を考えて商品のタイプを選ぼう
先程ご紹介したように、使い捨て哺乳瓶には、使用後に本体も乳首も丸ごと捨てられるものと、哺乳瓶本体や乳首は捨てず、インナーバッグや紙コップをセットして使う一部交換タイプがあります。 丸ごと交換するものは、長時間の車移動や衛生的な水道がない場所などでも使いたいときにすぐに使えて、お手入れの必要が全くないのが便利。基本的には、このタイプを選ぶと良いでしょう。 一方、インナーバッグなど一部を交換するタイプでは、乳首部分は繰り返し使います。専用の哺乳瓶にインナーバッグを取り付けるものと、手持ちの哺乳瓶・乳首を使うものがありますが、いつもと違う乳首だと赤ちゃんがミルクを飲まなくなる不安がある場合は、インナーバッグを交換するタイプのなかでも、手持ちの哺乳瓶・乳首を使えるタイプがおすすめ。特に母乳から哺乳瓶に移行したばかりや、併用を始めたばかりの赤ちゃんは、どこでも安心して飲めるように授乳グッズを揃えてあげたいですね。
タイプ別に選ぶ使い捨て哺乳瓶
丸ごと交換できる使い捨て哺乳瓶
この商品のおすすめポイント
「クロビスベビー」は海外で人気の高いベビーグッズやおもちゃなどを輸入・販売している企業。受注管理から検品・梱包・発送・サポート業務までを一貫して行なっています。赤ちゃんだけでなくパパママも育児ライフを楽しんで、笑顔のあふれる家族でいっぱいになって欲しい、という思いで商品提供を続けています。「ステリボトル」はイギリス生まれの使い捨て哺乳瓶。日本ではクロビスベビーが販売代行を行なっています。イギリス国内では10年以上にわたって多くの子育てファミリーに愛用されており、「かんたん・衛生的・軽い」という利便性の良さから、世界で販売実績のある商品です。厳しい管理のもとで生産されており、BPA・フタル酸不使用。健康に有害な成分は使っていないので安心して使えます。さらに、1個あたり29gという軽さで、重ねて収納できるのでいくつか持ち歩くのにも便利。本体には目盛りが振ってあり、哺乳瓶一本ずつにキャップもついているので調乳も正確・衛生的にできるのがうれしいですね。
商品情報
◆乳首の吸い穴の形状：丸穴◆びんの容量：240ml(最大目盛容量)◆耐熱温度：110℃
この商品のおすすめポイント
「相模ゴム工業」は、日本で初めて天然ゴムラテックス製の避妊具を製造・販売した企業。薬事法上で「管理医療機器」に分類される「医療機器」を扱っているため、製品の製造工程では非常に厳しい抜き取り検査が行われています。他にも、食品用のプラスチックフィルムなど、衛生管理が重要な製品を数多く製造しており、自社製品の安全性や衛生に対して厳しい管理体制で運営しています。「chu-bo! おでかけ用ほ乳ボトル」は、カプセルを開けてすぐに使える消毒済の使いきりタイプ。環境ホルモン(BPA)を含んでいないので、安心して赤ちゃんにミルクを飲ませることができます。使用時に伸ばして使うユニークなジャバラ式のコンパクト設計で、荷物にならず、軽量なので持ち運びやすいのがポイントです。本体ボトルには20mLごとにメモリがついているので、粉ミルクの調乳に便利。吸い穴の形状は楕円形で、向きを変えることで、吸い出し量を調整することも可能。赤ちゃんの月齢や飲み方、そのときの体調など、赤ちゃんに合った飲み方をサポートできます。調整の仕方は、乳首の根元にある1～3の数字が上向きになるように合わせてボトルを持つだけ。簡単にミルクの吸い出し量を調整することができます。さらに、ユニークなジャバラの形状を生かして、ボトルの角度を自由に調整することも可能。抱っこの状態や赤ちゃんの首の角度に合わせてボトルを曲げられるので、車の中で体勢が変えられないときにも便利です。
商品情報
◆規格：最大目盛容量・・・250mL、乳首の吸い穴の形状・・・楕円
この商品のおすすめポイント
「Pigeon（ピジョン）」は、産院でも広く使われている哺乳瓶「母乳実感」で知られる育児用品メーカー。爪切りやおしりふきといったベビーケアグッズも数多く販売しており、子育てファミリーの暮らしを支えるブランドとして親しまれています。「sonaetta（ソナエッタ）」は、ピジョンが考える、赤ちゃんのための防災グッズのラインナップ。災害時などの緊急時のための商品を取り揃えたシリーズで、こちらの「災害用授乳カップ」もそのひとつです。紙製のカップには目盛りがついており、木製のマドラーも付属。粉ミルクの調乳も衛生的に行うことができます。他の製品のように哺乳瓶の形になっていない理由は、緊急時の状態が解消されたときに、通常の哺乳に戻りやすくするため。普段はお母さんから直接母乳をもらっている赤ちゃんが哺乳瓶に慣れてしまい、おっぱいを咥えるのを嫌がる「乳頭混乱」などを防ぐために紙カップを採用しています。紙カップにはフタがついており、少量ずつ赤ちゃんに飲ませやすい仕様になっています。一箱6個入りなので、購入したら災害時に慌てないよう、一度練習してみるのがおすすめ。
商品情報
◆内容：カップ：6個、フタ：6個、マドラー：6本◆最大調乳可能量120ml
インナーバッグなど一部を交換する使い捨て哺乳瓶
この商品のおすすめポイント
「母乳の1滴を大切にするカネソンです。」をキャッチコピーに掲げる企業「カネソン」。1910年に創業し、海外では医療器具や衛生材料の輸出、国内に向けては育児関連商品や医療・食品・工業用の手袋、マスクなどを輸入販売しています。母乳育児を応援する企業姿勢で、1915年には搾乳機、1919年には世界で初めて、母乳を冷凍保存できる母乳バッグを製造・販売しました。お母さんと赤ちゃんの健康を願い、商品の開発・提供を行なっています。外出時の衛生的な授乳のためにカネソンが考案したのが、いつもの哺乳瓶を衛生的に使うことができる使い捨てインナーバッグです。使い方は簡単で、哺乳瓶にインナーバッグをセットし、ミルクを注ぐだけ。インナーバッグ自体の耐熱温度は90度なので、計量した粉ミルクをインナーバッグの中で調乳することもできます。哺乳瓶にこだわりのある赤ちゃんでも、いつもの哺乳瓶をそのまま使うことができるので違和感なくミルクを飲むことができ、お手入れするのは乳首部分だけ。外出時に何本も哺乳瓶を持って行く必要がないので、荷物を軽くすることができます。あらかじめインナーバッグに計量した粉ミルクを入れて持ち歩くのも便利ですよ。
商品情報
◆広口タイプの哺乳びん(最大容量240ml)専用◆電子レンジ使用不可
この商品のおすすめポイント
「MOTHER-K（マザーケイ）」は、韓国のベビーグッズ専門ブランド。乳児〜離乳食期の赤ちゃんとママを応援するアイテムを提供しています。取り扱うのは哺乳瓶や哺乳瓶洗浄ブラシ、スタンドなどの基本的な調乳用品や、離乳食のフリージングバッグ、離乳食用の食器といったベーシックなアイテム。使いやすくシンプルな作りでありながら、くすみカラーをベースにしたおしゃれなデザインが特徴です。 YouTubeでは自社アイテムを活用したベビーケアや食事の様子なども配信しています。ストッキングや骨盤ベルト、ルイボスティーなどママにうれしいアイテムも提供しているので、ベビー用品と合わせてチェックしたいところ。こちらは、インナーバッグを使い捨てすることで、いつもの哺乳瓶を繰り返し使うことができる便利な商品。MOTHER-Kの哺乳瓶だけでなく、ピジョンなど広口の哺乳瓶にも対応しています。インナーバッグ一枚ずつに目盛りがついているので、調乳時にお湯の量を測るのにも便利。さらに、低温・適温・高温の3段階で色が変化する目安機能がついているので、冷ましすぎたり熱すぎたりするのを防いでくれます。
商品情報
◆容量：250mlまで対応◆120枚入り
この商品のおすすめポイント
「Drama（ドラマ）」は韓国発のベビー用品を取り扱うブランド。日本には実店舗がないものの、大手通販サイトなどで製品を購入することができ、使い勝手の良さが好評です。こちらの使い捨て哺乳瓶とパックのセットは、お出かけや災害時に便利と口コミでも人気のアイテム。インナーバックは環境ホルモンを含まない安全な無毒性素材を使用しており、冷凍・冷蔵保存にも対応したビニール素材でできています。バック自体にジッパーなどはついていませんが、入れ口を留めればそのまま保存ができるので便利です。また、専用の哺乳瓶以外にも、ピジョンの「母乳実感」など市販のものにも互換性があります。もし、専用哺乳瓶で赤ちゃんがうまく飲めなければ、手持ちの哺乳瓶に装着して試してみても良いでしょう。さらに、セットの哺乳瓶はY字のスリーカットタイプの乳首が付属していますが、こちらも乳首部分だけをいつも使っているものに変えることも可能。赤ちゃんが飲みやすいようにカスタマイズして使ってみてくださいね。
商品情報
◆耐熱温度：インナーバッグ：-20℃〜110℃、本体：-20℃〜120℃◆容量：250ml
この商品のおすすめポイント
「株式会社ケイビーエクセル」は、海外貿易事業とベビー・ギフト事業を軸とする企業。特にベビー事業では、赤ちゃんの髪の毛を記念に残すメモリアルアイテム「赤ちゃんの筆」が有名。赤ちゃんが大人になっても残る、記念品の定番として人気があります。他にも、赤ちゃんのためにお母さんの目線で企画したベビーグッズを取り扱っています。「ほ乳紙コップ のめ〜る」は、哺乳瓶の代わりに紙コップに手持ちの乳首を取り付けて使う、使い捨て授乳グッズ。紙コップには目盛りがついているので、調乳するときも便利です。ホルダーに手持ちの乳首を取り付けるだけで、紙コップを哺乳瓶のように使うことができ、いつも使い慣れている乳首なので赤ちゃんも飲みやすいのがポイント。使い捨て部分は紙コップなので捨てやすく、外出時の荷物の軽量化におすすめです。
商品情報
◆素材：紙、ポリプロピレン◆紙コップ6個付き
赤ちゃんとのお出かけには便利な使い捨て哺乳瓶がおすすめ
乳児の赤ちゃんがいるとミルクの時間が気になってお出かけしにくいですが、使い捨て哺乳瓶があれば外出時の調乳・授乳も気軽になり、どこでもミルクを飲ませることができます。外出先での粉ミルクの調乳や母乳の解凍が不安なパパママは、液体ミルクと合わせて持ち歩くのもおすすめです。家とは違った環境での調乳・授乳に慣れておくとお出かけの範囲もグッと広がり、日頃から携帯用のベビーアイテムを使い慣れておくことで災害対策にも役立ちます。ぜひ一度、試してみてくださいね。
